ボリオリのスーツを出すクリーニング店の選び方｜高級スーツに強い宅配クリーニングも

「ボリオリのスーツをクリーニングに出したいが、どの店に出したら良いか分からない」このようにお悩みではありませんか？

ボリオリのスーツはしなやかで着る人の体型に馴染んでいく特徴があるので、クリーニングに出したらその形が崩れたり縮んだりしないだろうか？と不安になってしまいますよね。

そんな方のために、このページではボリオリのスーツを安心して任せられる、サービス品質の高いクリーニング店を紹介していきます。

ボリオリのスーツを普通のクリーニング店に出してはいけない理由

ボリオリのスーツを普通のクリーニング店に出すには注意が必要です。その理由は

• ①アンコン仕立てで、クリーニングが難しい
• ②ドライクリーニングのみでは、スーツの劣化が早い
• ③タンブル乾燥では、生地を傷めてしまう

の3点あります。それぞれについて、解説していきます。

①アンコン仕立てでクリーニングが難しい

ボリオリのスーツはアンコン仕立てなので、クリーニングの際に型崩れや縮みが起きる恐れがあります。

アンコン仕立てとはボリオリが広めたジャケット仕立ての方法で、1枚布で作られているようにしなやかで軽く着やすいのが特徴です。
しかし肩パッドや芯地を極力省いた方法のため、クリーニングの際に型崩れや縮みを起こしてしまいやすいのです。

しかし、クリーニングの際に「クリーニング前後で採寸し、サイズを元に戻す」、「クリーニング前に仕付け糸を打つ」などの対策を行うことで、型崩れや縮みを予防することができます。

そのような対策は普通のクリーニング店ではほとんど行っていませんが、ボリオリ独特のアンコン仕立ての良さを保つためには、「採寸」などのサービスが行き届いたクリーニング店を選ぶと安心です。

②ドライクリーニングのみでは、スーツの劣化が早い

ボリオリのスーツをドライクリーニングのみでケアし続けていると、スーツの劣化を早めてしまうこととなります。

なぜかと言うと、ドライクリーニングのみでは油性の汚れしか落ちず、汗や尿、飲み物などの水溶性の汚れはそのまま生地に残ってしまうからです。
生地に残った水溶性の汚れはそのままにしておくと黄ばみやごわつきとなり、結果的にスーツの劣化を早めてしまうこととなります。

そのためボリオリのスーツの品質を保つためには、定期的にドライクリーニングに加えて水溶性の汚れも落とすウエットクリーニング（水洗い）でのケアも重要なのです。

ウエットクリーニング（水洗い）は知識と経験が必要なので普通のクリーニング店ではあまり対応しておらず、一部のサービス品質の高いクリーニング店のみの方法となります。

しかし、スーツを長く気持ちよく着続けるためには、ウエットクリーニング対応のクリーニング店でケアすることをおすすめします。

③タンブル乾燥では、スーツを傷めてしまう

ボリオリのような高級スーツには、最も適した乾燥方法は静止乾燥となります。

なぜかと言うと、高温で回転させながら乾かすタンブル乾燥は生地にとってのダメージが大きく、傷みや縮みの大きな原因となるからです。

早く乾くので普通のクリーニング店ではタンブル乾燥を採用していることが多いのですが、ボリオリのスーツの品質を保つためには静止乾燥を採用しているクリーニング店を選ぶようにしましょう。

ボリオリのクリーニング店選びのポイント

高級スーツをクリーニングに出す際、そのクリーニング店で良いのかを見極める大切な3つのポイントがあります。

• クリーニング前後に採寸をしているか
• ドライクリーニングとウエットクリーニング（水洗い）両方に対応しているか
• 乾燥方法が静止乾燥か

①クリーニング前後に採寸が必要

クリーニング前後の採寸をしておく理由は、その素材や箇所に合った修正ができるからです。

例えば、縮んでしまった場合に、どの箇所がどのくらい縮んだかわかるので、適切な修正が可能になります。

細心の注意を持ってクリーニングしても、素材やクリーニング方法によっては縮みが出てしまうもので、採寸していない場合は仕上がりに縮みがあっても、どの場所がどのくらい縮んだのかが分からず修正のしようがありません。

だからこそ、クリーニング前後の採寸は重要です。

②ドライクリーニング・ウエット（水洗い）クリーニングの両方の対応が必要

ドライクリーニングだけだと充分に汚れが落ちないので、結局洗ったとしても劣化する場合があります。

• 油性の汚れ＝ドライクリーニング
• 水溶性の汚れ＝ウエットクリーニング

衣類についた汚れは、大きく分けて皮脂やファンデーションなど油性の汚れと、汗や尿などの水溶性の汚れがあります。それぞれの汚れは、それに適した洗い方でないと落ちません。

そのため、全ての汚れを落とすには、ドライクリーニングとウエットクリーニングの両方に対応が必要です。

③静止乾燥が良い

高級スーツのクリーニングに静止乾燥が良い理由は、衣類に対してのダメージが少なく、痛みや縮みが少ないというメリットがあるからです。

クリーニングの乾燥方法は、静止乾燥とタンブル乾燥があります。

静止乾燥は、衣類をハンガーなどに吊るした状態で、温風などで乾かしていく方法です（自然乾燥の場合もあり）静止乾燥は乾くまでに時間がかかりますが、衣類の傷みや縮みは少なくなります。

一方、衣類を回しながら乾燥するタイプのタンブル乾燥は早く乾きますが、回すことによる痛みや、急激な高温乾燥による縮みも起こりやすいというデメリットがあります。

そのため、高級スーツには静止乾燥がおすすめなのです。

ボリオリのスーツのクリーニングなら、ここがおススメ！